ハイローオーストラリアでストキャスティクスを活用した攻略法とは?設定方法も解説!

オシレーター系のインジケーターとしてトレーダーの間でよく使われている「ストキャスティクス」ですが、一体どういうものなのでしょうか?

今回は、ストキャスティクスの設定方法から使い方までお伝えしていきます。

まずは、ストキャスティクスとは?という基本的なところから説明していきます。

なび太

ストキャスティクスとは?

ストキャスティクスとは、為替レートが「買われすぎ」と「売られすぎ」を判断することができるオシレーター系のインジケーターの一つです。

特徴として、現在の価格がどのくらいなのかを一定期間の高値と安値を参照して0~100%の間で数値として表しています。

そして、ストキャスティクスには種類があって「ファストストキャスティクス」「スローストキャスティクス」の2つがあります。

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ファストストキャスティクスとは?

ストキャスティクスは2本の線を使うわけですが、ファストストキャスティクスは「%K」と「%D」というラインで構成されています。

  • %K:(直近の終値ー過去n日間の最安値)×(過去n日間の最高値ー過去n日間の最安値)
  • %D:%Kのローソク足のY本分の平均値

ちょっと難しく感じるかもしれませんが計算式は上記のような感じです。

一旦なんとなくでいいので、こういうものなのかー程度に理解したらスローストキャスティクスについても見てきましょう。

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スローストキャスティクスとは?

スローストキャスティクスは、ファストストキャスティクスを平均化したもので、「%D」と「%SD」のラインで構成されています。

  • %D:%Kのローソク足のY本分の平均値
  • %SD:%Dのローソク足Z本分の平均値

では、ストキャスティクスを使うために設定方法を見ていきましょう。

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ストキャスティクスの設定方法

まず上のツールバーから「挿入→インディケータ→オシレーター→Stochastic Oscillator」を選択してください。

すると下のような画面が出てきます。

基本的に設定はそのままのデフォルトでOKですが、いじるとしたら期間のところですかね。(5~9の間で調整してみてもいいかも)

ですが今回はそのままで行きましょう。

次にストキャスティクスの見方や使い方について見ていきましょう。

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ストキャスティクスの見方や使い方

ストキャスティクスの見方

  • 買われすぎ:80%を上回る
  • 売られすぎ:20%を下回る

グラフの右側に80や20といった数値が書いてあると思いますが、そこを見ると今の為替の状況を把握できます。

100%に近づくほど、設定した期間内での過去最高地に近づいているということになります。

逆に0%に近づくほど、設定した期間内での過去最安値に近づいているということが見てわかります。

見方は大体こん感じで続いては、ストキャスティクスの使い方についてです。

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ストキャスティクスの使い方

ストキャススティクスの使い方と簡単な例としては、下記の使い方が一般的です。

  • 2本の線が20%以下のときは売られすぎなので、転換するタイミングを見て逆張りの「High」でのエントリー
  • 2本の線が80%以上のときは買われすぎなので、転換するタイミングを見て逆張りの「Low」でのエントリー

上でも説明しましたが、ストキャススティクスは過去の最安値や最高値を参照しているので、近づけば近づくほど相場が転換することが予想できます。

以上のような理由でストキャススティクスの情報では逆張りでのエントリーが推奨されています。

ただ、ストキャススティクスのみの情報での取引はあまり勝率に期待できないので、使うときは他の分析法やインジケーターと併用して使うようにしましょう。

では実際にストキャスティクスを活用したエントリー方法を見ていきましょう。

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ハイローオーストラリアでストキャスティクスを活用した攻略法

ストキャススティクスをかるようしたエントリー攻略法を下で3つお伝えします。

MACDと組み合わせて精密性を高める

MACDとは、トレンド強さや売買のポイントを見分けるときに使うインジケーターのことです。

MACDは、ストキャススティクスの「買われすぎ」「売られすぎ」の強弱を見極めるために使います。

言ってみれば、MACDの特性をストキャススティクスの転換のタイミングを見るのに使う補助的な役割で使うイメージです。

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ボリンジャーバンドも活用してストキャススティクスを攻略!

ボリンジャーバンドとは、統計学に基づいた標準偏差を使ったテクニカル分析手法のことです。

具体的なボリンジャーバンドの特徴としては「バンド内に収まる確率」を知ることができます。

そして、ストキャススティクスと組み合わせて使う方法は、まずレンジ相場であることを確認します。

レンジ相場時ボリンジャーバンドでは、バンドがギュッとなっている状態(スクイーズ)になっている傾向にあります。

このスクイーズの後は強いトレンドが起きやすいと言われていて、この時にストキャススティクスでゴールデンクロスやデッドクロスがある場合は、逆張りでのエントリーポイントとなります。

ボリンジャーバンドについて知りたい方は記事を作成しているので、ぜひそちらを御覧ください。

ボリンジャーバンドをハイローオーストラリアで使うための設定方法や使い方について解説!

併せて使うことで、単体で使う時よりもより予想が当たりやすいので、ぜひボリンジャーバンドやMACDも活用してみてください。

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ダイバージェンスを活用しての逆張り

ダイバージェンスとは、インジケーターと価格の動きが反対の状態のことを言います。

価格が上がればストキャススティクスの値も上がるのですが、たまに価格とインジケーターが反対の動きをしている時があります。

そして、値が逆行している時はトレンドが弱まっていることが考えられるので、逆張りでのエントリーがおすすめとされています。

ただ、難易度が高いので初心者にはあまりおすすめしません。

他のインジケーターと併用しながら、ダイバージェンスの動きが噛み合っていれば良いですが、あくまで判断のサブとしてお使いください。

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まとめ

ストキャススティクスの見方や使い方について話してきましたが、理解は深まりましたでしょうか?

途中ややこしい計算なども説明しましたが、実際に使っていけば割とすぐ理解できると思うので、MT4やバイナリーオプションの取引画面などを見つつ勉強してみてください。

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